第6回タイ バンコク編 (19) センセーブ運河ボートを使った便利なバンコク市内の移動方法
サワディーカップ!
センセーブ運河とはBTSスクンビット線とARLの間を流れるそれはそれは汚い運河のことです。
この運河を東はパンファー橋から、途中ARLラームカムヘーン駅の辺りで北上しワット・スリ・ブンルアンまでを結ぶ水上バスが運行しています。
本数も多く(長くても10分も待ち程)お値段も端から端まで行っても19Bと格安です。
運賃表はこちら。斜めからの写真で見づらい上に少し変な運賃表ですが何となく運賃がわかるかと。
例えばアソークから我らが伊勢丹へ行こうとするとBTSで25B。水上バスを使えば11B。
エアコンは付いてないですが、BTSのようにきんきんに冷えた車内ではなく走行中は風が流れて心地いいいです。
ただやはり臭いし水しぶきがかかることも。
さて、乗り方ですが至って簡単なので是非チャレンジしてほしい。
①ボートが来るのを待つ。
基本的に進行方向がどちらでも乗り場は一緒です。ただしプラトゥナームだけは乗り場が違うので注意。
②進行方向のボートがきたらさっそうと乗り込み適当な座席に座る。
転落しないように落ち着いて乗り込みましょう。
先日落ちて死んだ人がいました。ヘドロが溜まっているのでしょうか?十分に気をつけましょう。
座席が満席の場合は船内後部で立ちます。
③女性が集金にくるので行き先を告げてお金を渡します。
料金がわからなければ20B札を渡せばおつりをくれます。
④運悪く端っこに座ってしまい、なおかつビニールのシートを上げ下げするロープが合った場合、水しぶきを避けるビニールのシートを上げ下げする係りに任命です。
走り出して水しぶきがかかりだしたら、ブラインドを上げる要領でロープを引っ張ってビニールのシートを上げます。
この際、集金係りの女性の妨げにならないように注意します。
集金係が気に食わなかったら嫌がらせをしましょう。冗談です。人命に関わるので嫌がらせはやめましょう。
⑤目的地に着いたら、こちらも落ちないように下船して終了です。
注意すべき点を2点ほど。
・プラトゥナームをまたぐ移動はプラトゥナームで一旦乗り換えが必要となります。
まあ2回乗るだけなので手間は手間ですが訳ありません。
・夜の運行終了が早い。
概ね19:30頃に終了のようですが、休日はもっと早くに終了するようなので夜間の利用は当てにしないようにしましょう。
BTSやタクシーでの移動に加え、渋滞知らずのセンセーブ運河ボートを加えると移動手段に幅ができて便利になります。
何と言ってもチャオプラヤ川西岸の陸の孤島となっているエリアへも、センセーブ運河ボートの終点パンファーまで来ればアクセスが容易になりますのでおすすめです。
日本人の徒歩移動能力も組み合わせれば、カオサン通りもタクシーなしでいけちゃいますね。
東端のパンファー橋はこちら。