第2回ミャンマー編 (11) エンペラー嬢と80,000Ksのドミノゲーム
ミンガラーバー!
この日のもエンペラーへ行き、18歳ながら少し大人びた雰囲気。
おまけに細身でエンペラーでのお仕事は1週間ほどというY嬢をお持ち帰り。
写真のとおり、かなりGoodな後姿ですな。
Yは口数少なく、指差し会話帳でコミュニケーションとろうとするも殆どのってこない。
でも、そんなに悪い子という感じではなっかた。ただ単に静かな子なんだろうなと。
会話もなく暇なので、またまたドミノの出番となる。
ところが、相手はしてくれるもの全く楽しそうではないので30分くらいで終了。
一緒に横になってテレビを見始め徐々に臨戦態勢へ。
と思った矢先にYの電話が鳴る。
漏れ聞こえる相手の声は男だった。
少し話していると、それまで大人しい感じだったYの声がだんだん大きくなる。
一旦切るも、再び電話が鳴り、更に声を荒げて電話相手に何かを訴えているようだ。
このままでは周りの部屋からクレームがくるので、Yに静かにするように注意するも全く無視。
ついには電話片手に泣き出し。化粧もぼろぼろ。
最初は「どうしたの?」などと優しくなだめていたけど、さすがにやばいと思うようになった。
そこで、もう帰るように告げると、ぼろぼろに泣きじゃくった顔で手を差し出し金をよこせときた。
なっ何もしていないのに勝手に騒がれて・・・ふざけるなと思いながら拒否すると、Yは金を貰うまで帰らないと。
じゃー、電話を切って静かにしてくれと告げるも、電話を手放そうとせず更にエスカレートして大きな声で電話相手とけんか。
いい加減やばいので、隙をみてYを廊下へ押し出した。
しかし、Yはこんな程度は怯まなかった。
ドアを蹴り上げ廊下で騒ぐ。
堪らずレセプションへ電話して助けを求めると、ホテルマンが駆けつけたらしく静かになった。
暫くするとベルボーイと1階にいるガードマンがやって来て、Yと話したがやばい状況だと告げてきた。
どうやばいかというと、よく聞き取れなかったが以下のような単語を繰り返していた。
・デンジャ-
・エージェント
・ガンスター
ガンスターって何だ?と思いつつも、アウェーの地では仕方無いのでお金を渡すことにした。
ベルボーイにはまだ何もしていないので、半額の40,000Ksまでならとしぶしぶ了解した。ベルボーイはYともう一度話してみると出ていった。
5分ほどして戻ってきた。
どうもYが言うには、既にことをなしたと訴えているらしい。
そしてお金は満額の80,000Ksを要求しているらしい。
続いてベルボーイは、このままだとあなた危険とも言った。
この服装を見ろと外から戻って着替えていない服装を指差すも、最早やったやってないの話しではない。
拒否すれば念のためホテルは他に移らなければならないだろう。その手間と費用を考えるとと思い80,000Ksを支払った。
ベルボーイは、セイフィティを繰り返し、最後に明日は私がちゃんとしたレディを紹介すると言い残して去っていった。
今思うと腑に落ちない点が多々ある。
・Yは彼氏とけんかしていたのだろうか?
まず彼氏ではないだろう。
相手にはアポジーの声も入っているのだから。
彼氏だとしても、そう思っているのはYだけだろう。
・では何に泣き叫んでいたのか?
おそらく、夜のお仕事にいやけがさしたか、アポジーのようなおやじの相手をするのが嫌だと訴えていたのだろう。
まー気持ちがわからなくもないけどさ。
・ベルボーイは信じられるのか?
お金を直接Yに渡しているわけではないので不明。
信じるしかないが、今思うとちょっと信じがたい。
というわけで80,000Ks払って、やったことはドミノゲームだけ。
あー、Yの体抱いてみたかったぜ。
とんでもない目に合ったけど、翌日も何食わぬ顔でエンペラーへ行かせて頂きました。