アポジーのアジア夜遊び記

タイ、ミャンマーなど東南アジアでの夜遊びをメインに、観光スポット、レストランや交通などに関する情報もお届けします。

第1回ミャンマー編 (2) エンペラー初潜入 前編 行列のできるディスコ

ミンガラーバー!

ホテル周辺の探検も終わり、ようやく楽しい夜がやってきた。お楽しみの始まりである。
さてどんな一夜になるんだろうと期待が高まる。

まずはタクシーでお店まで行かなければならない。
現地語はまったくわからない。数字はもちろんこの時点ではミンガラーバーさえ知らない。
ホテルカードを貰いホテル前のタクシーへ。英語が通じるドライバーと通じないドライバーがいるが、ベルボーイが間に入ってくれたので数台のタクシーと交渉できた。しかし、ホテル前のタクシーは全て同じ額からは下がらなかった。
決められたその値段は、相場より高いであろうことは容易に想像できたが初日なのでよしとしよう。

走ること10分ほどでエンペラーに到着。ここがエンペラーか。

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開店前のエンペラー。写真赤枠がエンペラーの看板。

タクシーを降りるや黒服に囲まれる。皆、日本語で気さくに話しかけてくる。
黒服は夜の相手を探したい客の要求に答えるために力を尽くしてくれ、その対価にチップを要求してくるが、結構がんばってくれるのでこちらも心からチップを渡すことが出来る。

黒服に初来店である旨を伝えいろいろと教えてくれと頼む。任せろと笑顔で答えてくれる。心強いぜ!
エレベーターに乗り込み5階へ。ドリンク1杯付きの入場料5,000Ksを支払って店内へ。
噂には聞いていたが店内真っ暗!ダンスフロアを照らし出す明かりが全てってかんじ。
暗くて歩くのもままならないが、黒服に連れられソファーに座り運ばれてきたビールを1口。
少し慣れてきた目で辺りを見回す。まだ時間が早いのだろうか、他の客はほとんどいないなどと思っていると、隣に立つ黒服とは別に、斜め後ろに人の気配が・・・
唖然とするアポジー。振り返ると、女の子が10mほど行列を作っているではないか。

黒服が「好きな女の子を選ぶ。気に入らなければチェンジチェンジ」。
だいたい4名くらいずつが並んでくれ、チェンジというと次の4名に交代するが、暗くて顔がよくわからない。
それを察してか女の子みずからスマホのあかりで自身の顔を照らしたり、どこから湧き出てきたのか隣のソファーに陣取るママがお抱えの嬢に懐中電灯を照らしたり。
冷静さを欠いているアポジーは、いいかなと思って指名するが席に座ってじっくり見ると違ったりで、指名放流を3回ほど繰り返してしまった。
その都度、黒服がまた女の子を集めてくれるが、だんだん集まりが悪くなってきた。
少しそっとしてくれと黒服に頼み、ビールをちびちびと飲んだりトイレへ行ったりしながら冷静さを取り戻す。
指名放流を繰り返せば、誰も寄り付かなくなるよなーと反省し、暗いのは変えられないので、こちらからもスマホかざしたり近寄ってみたりすればいい。あの手この手で今夜のお相手を探しミャンマー初陣を飾るのだ!

気づくと、ソファーに空きが無いほどに客が入っていた。
黒服にレディーと告げると、またしても喜んで嬢を集めてくれる。あり難いことだ。

四苦八苦の末、ようやくお相手が決まりました。
自称18歳で経験は1週間らしい。体のラインは細くは無いが純粋そうな娘だ。
黒服がフ○ラのジェスチャーをしながら「すごくうまい」と、本当か?と嬢に聞くが英語を解せないようで伝わらない。黒服はなおもフ○ラのジェスチャーし親指を立てる。

これはいい情報を聞けたと一人ほくそ笑むアポジーでした。たぶん、相当悪い顔してたと思う。

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(つづく)