第5回タイ パタヤ編 (7) SEE ME SPRING TOO HOTEL
サワディー カップ!
パタヤでの滞在はシーメ スプリング トゥー ホテル(SEE ME SPRING TOO HOTEL)に10泊したのでレポートしてみたい。
場所はビーチロードSoi10。ビートロード側から入って20mほど。
徒歩圏内になんでも揃っている。センタンまで3分。Soi8まで5分。LKメトロまで7分。といったところかな。
もちろんセブンもビーチロード、セカンドロードのいずれにも至近距離にある。
WSまでは徒歩はきついかもかもしれないが、ソンテウに乗ればあっという間に10Bで届けてくれる。Soi6も同様である。
立地に関しては何も言うことはない好立地。にもかかわらずSoi10は静かな通りなので騒音に悩まされることはまずない。
午後3時頃バンコクからようやくホテルに到着。・・・誰もいない。ベルボーイも、レセプションも。
ベルを鳴らすとようやくスタッフが現れた。
お部屋は最安値よりワンランク上のデラックスルーム。Soi10に面した6階の部屋があてがわれた。
部屋の広さは十分。狭い部屋に慣れているせいかがらーんと感じる。
大きい冷蔵庫(高さ1mほどのでかさ)やベッド脇にコンセントがあるのもポイントが高い。
テレビの下にはちょうどスーツケースが置ける台がありなにかと便利。
ベランダから外を見ると少しだけ海が見えるが、別段見晴らしが良いわけでなく、SEE ME ONEが見えるだけ。また、手すりが若干低く落ちそうで怖い上にほこりがかぶっていた。
南向きなので日当たりは良好。洗濯物の乾きも早い。
JFはもちろん無料。ID預けが必要だが嬢が帰る時には、ちゃんと電話がかかって来て確認してくれる。
ルームメイクは部屋をちょっと空けたタイミングでやってくれるので、ホテルに篭りがちな時もあまり気を使わなくて済む。
その分、清掃は若干適当ではあるが。アポジーはそれほど部屋を汚さないので問題ない。
とここまではいい点を述べたが、ここらから少し厳しい意見を。
クロゼットを開けると中はセイフティボックスとハンガーがぶら下がっているだけ。バスローブはもちろんスリップもない。これに関しては予約時にもわかっていたが、本当に何もない。傘とか物干し台とか期待してはならない。
部屋に入って照明を全部つける。暗い。暗すぎる。目が疲れる。照明全開でも眠くなってくる暗さ。
バスルームへ。バスタブのある場所が一番明るい。が、洗面台は真っ暗。鏡を見るも顔が真っ黒。ひげを剃るも剃れてるんだか剃れてないんだかよくわからないし、鼻毛は抜けない。
ちなみに南向きの部屋でも日が高く、あまり光が入ってこないので明るくならない。
テレビを点ける。中央に線が・・・。NHKワールドは視聴可だが、日本語放送はなし。
シャワーは水圧は低いが湯温は高く、水が外に飛び散ることもない。
便座が置かれているスペースは広くて快適。まっバスタブが隣にあるから当然だが。
ベッドの寝心地はまずまずだがスースーする。なんか寒いと思ったら掛け布団が少し湿っている。
そのせいかどうかわからないが、体調を崩してしまった。夜に毛布をくれと頼むと30分くらいして、おそらくスタッフが仮眠用に使用しているであろう毛布が運ばれてきた。こちらは十分暖かかったのでよしとしよう。
キーは今時感のある鍵タイプ。カード式に比べて持ち運びにかさばるし紛失も怖いのでレセプションで預かって貰うのだが、初めのうちは煩わしかった。しかし、すぐに慣れた。何日かするとスタッフも顔を覚え、部屋番号を告げなくてもキーを渡してくれるようになり、Thanks.の一言で預け、受け取りできたので結構快適だった。
ただ、無造作にカウンターの上にキーが並べられているときが数回あった。セキュリティ的にどうなのかとも思うが、あちらもいちいち面倒なのだろう。
騒音に関しては冒頭でも書いたとおり静か。ただ、春節(中国の旧正月)初日にホテル前でお祝いのドンちゃん騒ぎ。騒ぎの主はSEE ME SPRINGのスタッフ。遠巻きに見ているものもちらほらいるが、ホテルスタッフがはしゃいでいるだけだった。朝早くから始まった騒ぎは深夜12時丁度に鳴り止んだ。
少々、無神経無頓着なスタッフだが愛想はいいので通常時に不満と思うことは少ないと思う。
館内設備としては屋上階にあるプールはジャグジーもあり、見晴らしのほうは正面には隣のホテルが・・・これは邪魔だが、その右側には美しいノースパタヤの海岸線が一望できるのは気持ちがいい。
夕方、ファランがタイっ子嬢と楽しそうにじゃれあっていた。うらやましい。
アポジーは暗い部屋が大の苦手なので、ちょっと躊躇してしまうけど、パタヤへはじめて来る短期旅行者にはとにかく便利な立地なので、十分に選択肢のひとつになり得ると思います。