第1回ミャンマー編 (12) HOTEL GRAN UNITED AHLONE BRANCH

ミンガラーバー！

今回のミャンマー ヤンゴン滞在はホテル グランド ユナイテッド アロン ブランチ(HOTEL GRAN UNITED AHLONE BRANCH)に7泊。さっそくレポートしてみたい。

立地はヤンゴン市街西部。ダウンタウンからは少し離れている。
周辺には観光客向けの店はないが、ローカル向けの屋台や商店が並んでいて人も交通量も多い。
徒歩５分くらいのMGMホテル周辺へ行くと、ちょっとした商店がちらほらとあるので、こちらで飲み物やカップ麺、サンドイッチなどを購入していた。
ホテルの隣には新たにホテルが建設中で、これから開発が進んでいく地域のようだ。

ホテルの前にはタクシーに加え、サイカー（自転車タクシー）が待機している。
今回、サイカーに乗ることは無かったが、消え行く前に乗っておきたいところだ。
ちなみに、バイクは走っていない。もちろんバイタクもいない。ヤンゴン市街はバイク乗り入れ禁止らしい。
少し郊外へ行くとたくさん走っている。バイタクもいっぱい。タイと同じだ。

今回宿泊したのは16階の南向きの部屋。上階はペントハウスなので実質最上階。
このホテルの売りである東向きの部屋、パゴダビューの部屋を覗いたが、かなりの大きさでパゴダが見えていた。予算があえばお勧めである。
部屋を含めホテルは全体的に少し古くさいが、質実剛健ってかんじだ。部屋のドアは木製で厚みがあり重厚感たっぷり。
まー、おしゃれ感はないが部屋の広さは十分だ。

シャワーは水量たっぷりな上にもーれつに熱いお湯がでてくる。熱すぎて火傷しそうになった。もちろん調整すればよいだけなのだが、初めは注意しよう。
便器は狭苦しい上にシャワーのトリガーが小さく硬いので扱いづらい。

コンセントはベッド回りを含め十分にあるので使い勝手が良い。
もちろんユニーバーサル式なので変換プラグは不要だ。

冷蔵庫は小型ではあるがそこそこ容量がある。2リッターペットボトルを縦に入れることはできなかったが、温度を最強にすると冷蔵室でも水が凍るほどによく冷える。

ベッドは極々普通。
エアコンはリモコンがあり良く効く。
照明は明るいのが好みなので厳しい評価となるが、なんとか及第点。
机はそこそこ広くチェアーが最高に気持ちよい。
掛け時計があるのは何かと都合がいい。目を覚ますと時間がわかる。いちいち起き上がってスマホを確認する必要がない。

テレビはNHKプレミアム（日本語）が視聴可能だ。NHKワールドも視聴できたがなぜか音がでなかった。まープレミアム見れれば必要ないんで。

スリッパ、バスローブ、セイフティーBOXと一通りあり、懐中電灯もついていた。

客室清掃で窓辺にあった虫の死骸が最後まで取り除かれなかったのは残念だったが、アメニティー類の補充、清掃タイミングなどは非常に良かった。

眺望は16階なので広く見渡せる。でも特に何が見えるわけでもなく夜景もたいしたことはない。
しかし、朝方や夕景はやっぱり綺麗だ。
下を見ると屋台が見える。一晩中明かりがついていたが、騒音は聞こえてこなかった。

レストランは2階にあり、こちらもおしゃれ感はないが料理は美味しいし、混雑していないのでゆっくりできる。
テーブルには花も飾られていた。

レストランの脇にはビリヤード台が置いてあり、たまに打っているファランを見かけた。
スタッフは皆、感じがいい。ホテル玄関の手動式ドアには絶えずドアマンが複数人いて笑顔で開けてくれる。
また、部屋の電気が全て遮断された時があった。停電かと思いフロントに確認すると停電ではないと。
すぐにスタッフが駆けつけてくれ調べて修理してくれた。カード差込みの接触不良のようで基盤を迅速に取り替えていた。
当然の対応とは思うが、タイとかだともっと対応悪いと思う。

Wi-Fiは早くはない。だが、多少遅くなることはあるが、さほどではないので終日安定しているので、使い勝手がよかった。動画視聴等がメインでなければ満足できると思う。

１泊税込み\6,000ほど。プールがなく少し高く感じないでもないが欠点がほとんどない、いいホテルだと思う。
この値段ならば次回も泊まりたいと思う。